いちばん美味しい家カレー「ファイナルカレー」を作ろう!

んげまるです。私の趣味の一つにカレー作りがあります。
カレールーを使った、一般的なカレーはもちろん、スパイスから作る「スパイスカレー」や「バターチキン」などを作ります。今回は水野仁輔さんの本「いちばんおいしい家カレーをつくる」で紹介されている「ファイナルカレー」を作りました。
ファイナルカレーとは?
カレー研究家(肩書がカレー研究家で良いかわかりませんが)の「水野仁輔」さんが作り出した、「家庭で作れる最高においしいカレー」をファイナルカレーといいます。
欧風カレーとインドカレーのいいとこどりのカレーで、自分で作れるというのがポイント、材料や道具も特別なものは使いません。
材料 4人分
豚ロース肉か豚バラ肉 400g
しょうゆ 小さじ1
梅酒 50ml
油 大さじ2
玉ねぎ 1個
バター 10g
香味ジュース
・にんにく 1片
・しょうが 1片
・にんじん(すりおろし)1/2本
・セロリ(すりおろし) 1/2本
・ホールトマト 100g
パウダースパイス
・ターメリック 小さじ1/2 ウコンのことです
・カイエンペッパー 小さじ1/2 辛みのスパイス
・クミン 小さじ1 香りのスパイス
・コリアンダー 大さじ1 香草(パクチー)のスパイスです
塩 小さじ1/2
コンソメ 1個(300ml分) チキンブイヨンでも可
隠し味
・はちみつ 小さじ1
・ローリエ 1枚 (なくてもOK)
カレールウ 1/2~1/3かけ
作り方
① 豚肉をマリネする。
今回は豚肩肉を買ってきました。
ちょっと大きめに切ります。
マリネすることによって柔らかくなるので大きく切っても大丈夫です。
豚肉を切ったら、梅酒50ccと醤油に漬け込みます。最低2時間。
おいしくな~れ、おいしくな~れ、もえもえきゅん!
② 香味ジュースを作る
ホールトマトが無かったのでカットトマトになりました(笑)
まあ問題ないでしょう。
ジューサーに、材料を入れスイッチオン!なかなか混ざらない場合、水を加えても大丈夫です。
香味ジュースが出来ました!!
③ 玉ねぎをアメ色になるまで炒める。
玉ねぎをみじん切りにして炒めます。
ちょっと粗くしすぎました。
油を引いてたまねぎを入れたら、塩を少し加えます。強火で炒めます。
まだまだ~
焦げるギリギリになったらかき混ぜます。また、水を加えて玉ねぎを溶かし、ドロドロにして水分を飛ばしながらペースト状になるように炒めていきます。
いい感じです♪
本当は玉ねぎをもっと細かくみじん切りにすると白い部分がなくなるくらいあめ色になりますが、今回は大きく切りすぎました・・・

④ 玉ねぎに香味ジュース、バターを加える
香味ジュースとバター、これらを、炒めた玉ねぎに加えます。
香味ジュースの水分を飛ばしていきます。バターの良い香りがしてきた!
⑤ スパイスを加える
左上から時計回りに
クミン(パウダー)、カイエンペッパー、ターメリック、コリアンダー
これに塩を加え、あらかじめ混ぜておきます。
カレー粉完成!!
良い香りがしますよ~!
④にスパイスを投入し、練り込むように混ぜていきます。
⑥ マリネした豚肉を入れる
スパイスが混ざって、スパイスの香りが立ってきたら肉を入れます。
マリネ肉は冷蔵庫から出して、常温に戻しておきましょう。
最初は肉だけ入れて・・・
肉の表面の色が変わるくらい加熱します。その後マリネ液も入れちゃいます。
⑦ コンソメスープを入れる
コンソメスープ300mlを入れます。
コンソメスープはお湯で作る。
そして、隠し味のハチミツ、ローリエを入れます。
ローリエは無くてもよさそう。
ローリエは無くても大丈夫ですが、香りがよいですね。
投下!!
隠し味を入れて、45分ほど弱火で煮込みます。
⑧ カレールウを入れる
カレールウの銘柄は何でもよいです。家にあるもので(笑)
ただ、高いヤツのほうがおいしいのは間違いない事実。
今回は一片だけにしました。
一つ入れて味見をして、物足りなかったら追加で入れると良いと思います。
カレールウを入れなくてもスパイスカレーとしておいしいのですが、コクを出すためと食べなれた味に近づくので入れると良いです。
カレールウを入れて2分ほど煮込みます。
完成!!いただきます。
見た目は・・・気にしない。
カレールウを入れて数分煮込むと完成です。
ゴロゴロとした豚肉が存在感ありです。
いただきまーす!!
うんまい!!
あめ色に炒めた玉ねぎは溶けてしまい原型をとどめていません。ほかの具材は香味ジュースにしているためもともとドロドロ。しかし、うまみはしっかりと出ています。スパイシーさもしっかりありますが、玉ねぎの甘味も感じます
みた目は「レトルトカレーかな?」なんて思われるかもしれませんが、一口食べるときっと驚きますよ。
そして、なんといっても肉!!
ちょっと大きく切りすぎた?と思いますが、梅酒でマリネすることで非常に柔らかい!そして肉臭さが全くしません。初めて食べたときは感動しました。
何回造ってもおいしくて感動するけど!
まとめ
「ファイナルカレー」の作り方をまとめました。
本当に「お家で作る最高のカレー」が味わえます。ちょっと時間がかかりますけどそれに見合った味です。

いちばんおいしい家カレーをつくる
詳細は 水野仁輔「いちばんおいしい家カレーをつくる」という本に書いてあります。こちらの本には、この記事では紹介していない細かいテクニック(例えば玉ねぎの上手な炒め方、道具について、スパイスについて、等々)も載っていますのでチェックしてみてください!
また、ファイナルカレーのほかに欧風カレーとインドカレーのレシピも掲載されていますよ。
それでは良いカレーライフを!?