ニトリのダッチオーブン「ニトダッチ」を買ってみた!シーズニング、調理に挑戦!

こんにちは!んげまると申します。
アウトドアブームに乗って、我が家もアウトドア商品を少しづつ買いそろえていますが、ついに以前から欲しかったダッチオーブンを買いました!
Contents
ニトダッチを買ってみた
ニトリのダッチオーブンを購入しました。
最近「ニトダッチ」と呼ばれ人気が高まっているそうです。
ニトダッチは19cmタイプと24cmタイプがあり、価格は
19cm=1380円(税別)
24cm=2306円(税別)
です!安い!!
アウトドアメーカーのダッチオーブンだと10,000円前後しますもんね。
高いやつだと30,000円近くします。
ただ高いダッチオーブンにもメリットがあり、「シーズニング」と呼ばれる油ならしが不要だったり、ステンレス製だったりします。ニトリのダッチオーブンは鋳物製で、使用前にシーズニングが必要になります。
ニトリダッチオーブンの特徴
・価格がお手頃♪
冒頭でも紹介しましたが、他メーカーのダッチオーブンと比べると格段に安い。この価格帯なら悩んでいた私も即決しました(笑)
・シーズニングが必要
シーズニング不要なダッチオーブン比べると、この部分が不便かもしれません。ちょっと手間がかかる。シーズニングについては下記をご覧ください。
・IHクッキングヒーターでも使える
ダッチオーブンは、アウトドア(炭火)はもちろん家庭用コンロでも使用できます。ガス火、IHクッキングヒーター、オーブンで使用できるようです。
電子レンジ・食器洗浄機は使用できません。
ダッチオーブンが入るオーブンがある家なんて日本にはそうないと思いますけどね(笑)IHヒーターで使えるのはよいですね!
シーズニングを行う
シーズニングとは、全体に油をなじませ油の膜を張りダッチオーブンをさびにくくすることです。
手順
① 台所用中性洗剤を使ってよく洗い、さび止め用の食用油を洗い流す。
② お湯で洗剤を十分に洗い流し、水気をよくふき取る。
③ 本体を火にかけ、水分が蒸発し始めたら火を止める。
④ 食用油を引いて火にかけ、しょうがやネギを強いで炒める。
(鉄特有のにおいを抑える効果がある)
⑤ 油が全体になじんだら、炒めた野菜を捨てる。
以上が、購入時についてきた取扱説明書に書いてあるシーズニングの仕方です。
早速シーズニングをしてみる
早速とか言ってますが、購入後時間がなく一週間くらい放置。
ニトダッチの取説ではいきなり野菜を炒めて鉄臭を消すやり方で書いていますが、ちょっと回り道して何度か加熱→オリーブオイルの塗布をやっていきます。
① 抽選洗剤で洗う。
最初だけ、出荷時に塗布されたさび止めを落とすために洗剤を使います。
たわしでごしごし洗います。金属のたわしは使用不可です。
② 水気を十分にふき取って、火にかけていきます。
かなり熱くなるので注意。
また、安全装置付きのガスコンロなどは安全装置が働いて消化する場合もあります。我が家のも何度か消化しました。
③ 火を止めダッチオーブンにオリーブオイルを塗る
説明書には、「食用油を引いて野菜くずを炒める」とありますがその前に何度かオリーブオイルを塗っていきたいと思います。
キッチンペーパーにオリーブオイルをしみこませ、菜箸で鍋の内側と外側に塗りたくっていきます。やけどに注意!!
一通りオリーブオイルを塗ったら再加熱。煙がもくもく出るので換気扇を「強」でまわしたり窓を開けて換気しながら作業。
④ 鍋の裏側も!
鍋をひっくり返して、鍋底(裏)にもオリーブオイルを塗っていきます。
やけど注意!
⑤ くず野菜を炒める。
加熱→オリーブオイルの塗布を3回くらい繰り返したら野菜くずを炒めます。
これにより、鉄臭さを抜く効果があるそうです。
ねぎ、しょうが、たまねぎ などの香味野菜が良い(鉄臭を消す効果が高い)そうですが、無ければ何でもいらしいですね。
私はねぎ、たまねぎ、しょうが、セロリをつかいました。
ちなみに、ネットの情報だと炒めた野菜くずは鉄臭くてまずいそうですが、玉ねぎを一口食べましたが全然鉄臭はしませんでした。
メーカーによって違うのかな??
⑥ フタもシーズニング
フタも加熱→オリーブオイル塗布をしていきましょう
フタの裏面は中央部がくぼんでいる形状で、ガスコンロのセンサーに接触せずにキッチンのガスコンロでは加熱できませんでした。。。
シーズニング完了!!
良い感じに黒光りしています。この状態を「ブラックポット」と呼ぶそうです。かっこいいですね「ブラックポット」。
本来なら、長年使いこんで経年劣化し黒光りしているダッチオーブンを「ブラックポット」と呼ぶようです。一回シーズニングしただけでブラックポットと名乗ったらぶん殴られるかな?(誰に??)
スぺアリブのローストを作ってみる
シーズニングから数日後・・・
スペアリブのローストを作ってみます!
材料
スペアリブ 750g
ジャガイモ 2個
ニンジン 1本
タマネギ 1個
① 下ごしらえ
スペアリブをBBQソースに漬け込む。二時間くらい。
焼き肉のたれとか、なければ醤油、はちみつ、にんにく、しょうがを混ぜたものとか。肉を漬けこんだらうまくなるヤツ(?)で良いと思います。
こちらは、バーベキューソースとケチャップを混ぜ合わせたものに二時間くらい漬け込んだスペアリブです。
ジャガイモ、ニンジン、タマネギは大きめにカットする。
② ダッチオーブンを水洗いし加熱。
温まったところでオリーブオイルを引きスペアリブを炒めていきます。
焼き目が付くくらいで良いと思う。
このくらいでどうでしょうか。
③ 表面が焼けたら、スペアリブを取り出し野菜を入れます。
今回はジャガイモ、ニンジン、タマネギを入れてみました。
野菜の上にスペアリブを戻して、残っていたつけダレも入れてしまいます。
④ あとはフタをして40分加熱。
フタの上にも炭を乗せて加熱していくッッ!!
30分~40分、加熱後・・・
完成です!つけ汁と野菜から出た水分でぐつぐついってますね。
あとスペアリブからかなり脂が出ている様子。うまそー!
完成!いただきます
早速盛り付けていただきます!!
お玉ですくう際は、ダッチオーブンに傷がるくのを防ぐため樹脂製のお玉ですくいましょう。
あまり見た目は良くないかもw
いただきまーす
お肉は程よい肉感ながら歯で噛み切れるくらいの柔らかさです。
つけダレにもう少し長く漬け込んでおくと、もっと柔らかくなるかも。
でもスゴクおいしい!
カラシがすごく合う!
野菜も食べてみます。なお写真撮り忘れた・・・
ジャガイモは大きめに切っておいたのでかなりホクホクな仕上がりに。
ニンジンはかなり甘味が出ています。なんというかコクがあって美味しい!
タマネギは新タマネギを使いました。かなり溶けてしまって、原形がありませんが甘味が強くかなりおいしいですよ。啜って食べないといけないけど(笑)
使用後のお手入れ
作った料理はを作り置きする場合は、ダッチオーブンで保管せずに皿などに移すのが良いそうです。
なべ底には野菜が焦げ付いていました・・・
ロースト調理する場合は焦げ付き防止に、具材の下に網を敷くと良いそうです。次回までに買っておこう・・・
取扱説明書の「使用後のお手入れ」
ダッチオーブンの後片付けをします。写真撮り忘れた。。。
① 熱湯を入れ、汚れを浮かしてからスポンジなどで汚れを落とす
お湯を入れてたわしで洗います。たわしで焦げつきをできるだけ落としたら、ダッチオーブンにお湯(本体が冷めていたら水でもOK)を入れ火にかけ沸騰させます。お湯を沸かすとコゲつきが浮いてくるので、たわしでそぎ落としました
※スチールたわしや磨き粉は使わない。台所用中性洗剤は使用しない。
※匂いやコゲが気になる場合は重曹につけ置き、汚れを浮かしてからスポンジなどで汚れを落とす
※熱々のダッチオーブンに水を入れると、蒸気が出て危険なのと、ダッチオーブン自体が割れたりする可能性があるので絶対にダメです。
② 水気をふき取り良く乾かして保管する。
「保管する」って書いていますが、まだ保管するまで至っていない。よね・・・?
③ 食用油を全体に薄く塗り、弱火で三分ほど加熱する。
水気をふき取り、食用油を塗り火にかけます。
食用油はサラダ油で良いのかもしれませんが、どなたかのブログでサラダ油だと酸化してニオイが気になるとあったのでオリーブオイルを使用。
加熱して、再びオリーブオイルを塗布。そして加熱。
④ 本体が十分に冷めてから、新聞紙に包み湿気の少ないところで保管する。
本体を冷ましてから、キッチンペーパーで軽くふき取り新聞紙にくるんで保管します。
一緒購入したいアイテム
・革手袋(耐熱)
私が購入したのは安いやつで、薄かったようで皮手袋だけでは熱されたダッチオーブンを持つのは不安でした。安物買いの・・・という奴ですね。
なので革手袋の中に軍手を着用しています。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アウトドア キャンプ BBQ ソフト レザーグローブ 手袋 牛革 イエロー Lサイズ UM-1912
・リフター
フタを持ち上げるためのリフターです。革手袋でつかめないこともないですが、あったほうが良い。

ロゴス(LOGOS) ダッチオーブン用 ウッドグリップ リッドリフター
・底網
実は初使用前に探したのだが、ちょうどよいサイズがなかったので網なしで使用。でもやっぱりあったほうが良い。焦げ付きがないとお手入れが楽(笑)

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプ バーベキュー BBQ ダッチオーブン用底網 ロストル 25cm用M-5547
・ケース
アウトドアで使用するなら専用ケースもあると楽ですね。
これはメーカーごとに専用のケースが出ているようなので、ダッチオーブンのメーカーに合わせて選びたい。ニトダッチには専用ケースあるのかな?

キャンピングムーン(CAMPING MOON) ダッチオーブン ケース 帆布製 10インチ ダッジオーブン用 収納バッグ DO-28BK
・木べら、菜箸
金属の調理器具は、本体に傷がついたりしてダメっぽいので木べらを購入。
焦がしたりしそうなので、ダッチオーブン用に購入。
100円ショップで買えます。
・たわし
お手入れ用。100円ショップのもので充分。
・キッチンペーパー
油を塗布する際や、水気をふき取る際に使用します。結構大量につかうので、減らしてしまい家族(奥様)に怒られるくらいないなら(笑)これ用に買っても良い。100円ショップで買えます。
・オリーブオイル
同上。こちらもシーズニングで結構使う。100円ショップで帰るけど少ないので安い店を探しましょう。
・リフターとケース、ダッチオーブンのセットもある
一気にセットで買うのもアリですね。ステンレスタイプならシーズニング不当だし、楽かもしれません。鋳物のものよりは高い。

ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン10インチセット(収納ケース・リッドリフター付き) 【特別お買い得セット】 ST-910YS
まとめ
ニトリのダッチオーブン「ニトダッチ」を使ってみました。
ニトダッチは低価格ですが、シーズニングが必要で少し手間がかかります。
でも手間をかけて手入れする分愛着がもてそうですね!
今回はスペアリブのローストを作りましたが、今度はスープ料理や煮込み料理、ニトダッチの箱の写真にあるようなローストチキンに挑戦したい!
簡単に注意点をまとめます
・スチールたわしは使用不可
・洗剤も最初のシーズニング時だけ使用し普段の手入れには使わない
・皮手袋やリフターもそろえたい
・やけど注意!
ついにダッチオーブンを手に入れました(おおげさ)
これからアウトドアシーズンですが、ガンガン使っていきたいですね!
ニトダッチお家のガスコンロでも使用できるので、家庭料理でも活躍できます。また、IHクッキングヒーターでも使用できるようですよ。
敷居が高そうなダッチオーブンですが、使い方を覚えれば簡単ですしいろいろ試せそうです。興味がある方はぜひ挑戦してみてください!