【オカヤドカリ飼育日記】東北でも飼育できます

オカヤドカリを飼い始めて二年が経過します。
2019年11月~2020年3月の冬季も無事越冬させることができました。
飼育日記としてまとめてみましたよ。
↓↓越冬のさせ方はこちらです↓↓
https://ngemarublog.com/okayadokari-siiku
Contents
成長 (登場人物)
2018年の五月に我が家にやってきたオカヤドカリ二匹。
白いボディのヤドカリ1号「シロ」。
小さいヤドカリがワサワサ入っている箱で一番活発に動いていた個体。
我が家に来てからも活発に動きまわる。エサを食べる量も多い様子です。成長ももう一匹より早い。
黒いボディのヤドカリ2号「クロ」
おとなしいのか、臆病なのか、人影があるとほとんど動かないクロ。
シロは頻繁にエサを食べている様子が見れるますが、コイツはあまり食事の様子をみせません。
シロ 2018年11月
脱皮を何回したか記録していませんが、二回りくらい大きくなりましたね。
このころは手に載せると顔を出し歩き出しました。
2019年6月
シロ
クロ
2018年の秋にシロが使っていた貝殻を装備しているクロ。サイズ的にシロより二回り位小さいです。
相変わらずタランチュラ感が半端ない(笑)
2020年6月
一年後・・・。頻繁に脱皮を繰り返すようになりました。
体のサイズが大きくなり、脱皮に時間がかかるのか一度砂に潜ると2ヶ月くらい出てきません。
シロのほうは、水槽内にある一番大きい貝殻を使っていますが、もっと大きいのが欲しい様子。
クロは2020年6月現在砂の中で脱皮中・・・。
食事について
オカヤドカリは雑食なので、いろんなものを食べるようですが私が与えているエサについて紹介します。
・市販のエサ
100円ショップで売っている「ザリガニのエサ」がメインで与えているエサです。ザリガニ、カニ、ヤドカリ等の甲殻類用のエサなので間違いないかと。
・ポップコーン
ヤドカリ用ポップコーンなども販売されていますが、私は割高なのでポップコーンの素(?)を買っています。

クローバー ポップコーン原料豆業務用 1kg
・キュウリ
キュウリも食べます。生のまま輪切りにして入れておけばOKです。
皮でなく、中の柔らかいところだけ食べます。
・トマト
意外にトマトも食べます。トマトも中身の柔らかいところだけ食べるようなのでカットして入れています。ただ腐敗しやすいので一日で捨てます。
・キャベツ
冬季間はキュウリ・トマトが高級なので(笑)キャベツをあげました。
ザリガニのエサメインで与えていたのでたまに葉物をあげると食いつきがよいですね。
・食パン
食パンも与えると食べています。耳より白い部分が好きな様子。
カビやすいので早めに捨てましょう。
ヤドカリのジャングルジムアーチ
必要無いとは思うのですが、ヤドカリの遊具としてジャングルジムを購入してみました。
←100円ショップに売ってそう
価格は380円。素材や構造自体は100円ショップにありそうだけど、ヤドカリの遊具意外需要がないですね。だから100円ショップに売ってない。
ジャングルジムを入れて数日は警戒してたのか登りませんでしたが、約5日目の朝登っているのを発見!
覗き込むと、殻に入ってしまうのでそーっとiphoneを近づけ撮影しました。
見てないと、もっと豪快に登るんですけどね。
最近、クロが一回り大きいシロの上に載っているのをよく見るようになりました。この日はジャングルジムアーチの上で肩車していましたw
あぶないからやめなさい!
このジャングルジムアーチの塗装?部分をちぎっているのか水色のゴミが落ちています。さいしょは食べてしまって水色の糞をしたのかと思いましたが違う様子。
オカヤドカリ飼育の良い点
オカヤドカリは、金魚や他の甲殻類・爬虫類などと比べ飼育しやすいと思います。オカヤドカリ飼育の良い点を紹介します。
① エサ代がかからない。
100円ショップのザリガニのエサが良いかもしれませんが、1袋で数年持ちます。雑食なので野菜くずも食べます。(好みはある)
② 飼育の手間がかからない
手間がかかりません。湿度の管理(霧吹き)とエサの交換くらい。
冬になったらヒーターの設置だけです。
あと糞が目立ったら取り除くくらいでしょうか。
③ かわいい・癒される
食事や動いている姿がカワイイです。見ていると癒されますよ。
(人に見られているのを察知すると、貝殻に隠れますが)
飼育の注意点
次に注意点を書いていきます。
① 温度管理・湿度管理
南国の生き物なので、冬場の温度管理が重要です。
ヒーターを設置して15度以上を保ちます。
湿度については60%以上になるように気を付けています。特に越冬時期は乾燥するため毎日霧吹きをしています。
② 脱皮中は掘り起こさない
一回の脱皮で1か月以上姿を見せません(砂に潜っている)。冬季間は3ヶ月くらい潜りっぱなしです。「死んだ?」と思っても掘り起こさないほうが無難です。
使っているヒーターはこちら
冬場に水槽のふたにテープで張り付けています。

みどり商会 ピタリ適温プラス 1号
温湿度計はこちら
温度管理・湿度管理のために水槽内にいれています。

ビバリア ツインメーター NEO
まとめ
オカヤドカリを飼育して二年が経ちました。
沖縄にいるオカヤドカリですが、越冬環境を整えれば雪国でも飼育できます。
この記事を作成時、クロのほうが砂に潜ってしばらく出てこないのでそろそろ心配なんですが信じて待とうと思います。
あとシロの貝殻が小さくなってきた様子で、もっと大きい貝殻をさがしてあげたいと思っています。
かわいいのでできれば長生きさせたいですね!
オカヤドカリを飼育したいと思っている方の参考になれば幸いです。