蔵王山 刈田岳~地蔵岳まで歩いてみた話

んげまるです。
以前から挑戦したかった、蔵王刈田岳~お釜~熊野岳~地蔵岳~地蔵尊のハイキング?コースを歩いてきました!登山なのかハイキングなのかはわからん。とりあえず、山を歩ける恰好で刈田岳リフト乗り場まで車でGO。
刈田岳リフト駐車場に車を止め、リフト乗り場へ向かいます。
駐車場のトイレはきれいになっていました。
Contents
リフト乗り場へ
クマ出没注意の看板が・・・。こんなに高地でも熊出るか。そりゃそうか。
とはいえ今日のコースは人もたくさん歩いているから大丈夫だよね。そう願いたい。
リフト料金は大人750円(往復)です。
片道ならば450円で乗れます。リフトにそって登山道らしきものがあるので、歩いていけるみたい。
リフト乗り場にはちょっとしたお土産も売っています。すでに楽しい。
リフトに乗って出発
- リフトより
- 左手(北?)
- もう一回リフトより
天気もいいし、気温もちょうどよい。
リフトに乗るとテンションが上がり写真撮影しました。あんまりiphoneいじってると落とすといけないのでほどほどに・・・。
リフトの高さは2mくらい?かな。あまり高くないのでこわくありません。
リフトを降りると、コースまでコンクリ舗装されていました。
コンクリ舗装を抜けて稜線に出ると「熊野岳」と「刈田岳神社」への分岐に
まず右の刈田岳神社へ向かいます
刈田岳神社へ
まず、刈田岳神社を目指します。
10分くらい登る・・・。ある程度補導されているのでまだ歩きやすいです。
頂上の刈田岳神社で御朱印をもらい、参拝。ナムナム。
一応、刈田岳神社が刈田岳頂上らしいですね。
刈田岳神社からお釜が望めます。すばらしい!
熊野岳を目指す事しか頭になく、頂上付近を散策するのをわすれましたね。
熊野岳を目指す
刈田岳を後にして、熊野岳頂上を目指します
馬の背から少し東に外れてお釜を鑑賞。すてきやん。
馬の背を歩く・・・
熊野岳までは人が歩いたところをたどっていけば歩きやすいです。
熊野岳山頂方面へ。
稜線の上にあるのは避難小屋です。
ピークを目指して登ります。
こっから岩がごろごろしていてなかなかに歩きにくい!
写真左上の稜線からこちらに降りて気来る集団は、どこかの運動部だった。高地トレーニング?
関西の学校でした。
稜線に出ると・・・
おお、なんか建物が見えるぞ!行ってみましょう。
熊野岳山頂(熊野岳神社)
到着しました~。
神社に参拝します。右手に小屋があって、作業員のオッサンが休憩していました。
どうやら、この小屋でここの御朱印がらえるらしいのですが、なんか入りにくいのであきらめてしまった。もらってこれば良かった・・・
避難小屋
往路は避難小屋に行かず、まっすぐ熊野岳を目指しました。復路によってみた。
地蔵岳を目指す
さて、引き続き地蔵岳を目指します。
熊野岳山頂からまっすぐ地蔵岳方面に行く道を探しますが・・・
あれ?コースらしき道がありません。。。
先に行く人を追いかけると・・・?
デカい岩がごろごろのすげぇ過酷なるルートが待っていた。
おいマジか。
岩に〇とか矢印がスプレーで書いてあります。一応これを目安にススメってことなんだろうな。
岩ゾーンを抜けて振り返るとこんな感じ
いやいやいや(笑)過酷すぎだろ。
で、結論を言うと、このコースは「近道」だったみたいです。
地蔵岳から熊野岳山頂を目指す近道ね。とりあえず戻りは近道は通らないことにしよう。。
大岩ゾーン(勝手につけた名前です)を抜けると、歩きやすいルートになります。
姥神さま
少し歩くと、「姥神」という石像が現れます。
「うばがみ」と読むの赤と思ったら「やまんば」のようですな。いやだったら「山姥」でしょうよ。
こっわ!顔こっわ!!
姥神様の正面に茂みがあり、看板がありました。ドラクエかよ。
乳母神様に別れを告げて、先を目指します。
地蔵山-蔵王地蔵尊 を目指す
さて、らに進み地蔵山を目指します。
杭が立っていて、道もあるていど整備されているので安心です。
少し登ると、地蔵山の稜線と思われるルートに出ます。
笹が生い茂り、木道が整備されているのでさらに歩きやすくなった!
もうちょい・・・!!(たぶん)
木道を歩いて、地蔵山山頂へ到着です~~!疲れた…
御釜(刈田岳山頂)からだいたい1時間半くらいかかりました。
ところが、地蔵岳山頂にいるはずの巨大お地蔵さんがいません!!
そう、実はお地蔵様はちょっと下にいるのです。(知ってた)もちろん地蔵様のところへ向かいます。
山頂から北へ蔵王地蔵尊へ行けるルートがあります。
左手の建物が「蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅」です。蔵王山頂駅から右の緑が抜けているあたりにお地蔵様がいます。うん、結構遠いな!!(笑)
茂みの中の下り道を進みます。足元は舗装され階段状になっているので比較的歩きやすいです。
ただ、ここまで歩いてきた疲れと、茂みが歩道まで押し寄せている箇所があって結構しんどいね。
- 足元は比較的歩きやすい
- 後ろをふりかえるとこんな感じ
- 周辺は枯れたアオモリトドマツ
周辺の木々は「アオモリトドマツ」なんですが、有名な「蔵王の樹氷」になる樹木です。
しかしここ数年、虫による食害で広範囲で枯れてしまい樹氷が小さくなっています。
有志が保存、復活の活動をしていますが何とか復活させてほしい。
蔵王地蔵尊
茂みの石段をぬけると、蔵王地蔵尊の広場に到着。
あたりは木道で歩けるようになっています
蔵王地蔵尊に到着しました~。
地蔵山山頂から25分くらいかかりました。。
蔵王地蔵尊は安永4年(1775年)に建立左たそうです。37年かかったとか!
高さ2.34m・肩幅1.2m・ひざ幅1.8m・台座の高さ0.34m だそうです。
(山形市観光協会のHP参照)
↓ちなみに、真冬に行くとこんな感じです↓
2017年2月撮影。
地蔵様のいる広場でしばし休憩。持ってきたパンや、ソイジョイなんかを食べました。
しかし皆さん、ここはおにぎりを持ってくるべきだ。わたしは無性に梅干しのおにぎりが食いたくなった!!山の上ではおにぎり!!これはたぶん日本人のDNAに組み込まれているのです。
しらんけど。
地蔵様の正面、少し離れたところにロープウェイの「地蔵山頂駅」があります。
建物内にレストラン・トイレ・自動販売機などがあるので帰り道の子をを考えてしっかり休憩するのがおススメです。自動販売機で飲み物の補充をしました。
三宝荒神山を登る
休憩の後、三宝荒神山(さんぽうこうじんさん)に上ります。
お地蔵様に向かって左手に入口があり、5分くらい登とすぐ頂上でした。
北側を眺めると・・・
復路
さて、ここからお釜方面まで戻ります。
上の写真で赤が地蔵山頂からお地蔵様のところまで降りてきたルート。
帰りは青矢印の木道を通っていきます。こちらは山頂を迂回する近道のルートのようです。
こっちのルートは非常に歩きやすいです。
しばらく行くと分岐の看板がありました。いや来た時も見たけど。
(進行方向から振り返って撮影)
往路はこの分岐を左へ、復路は右側から戻ってたということですね。
そして近道(大岩ゾーン)への分岐へ。
往路は白スプレーで「近道↑」と書かれた方から来たわけです。
つまり地蔵岳から熊野岳への近道ってことだったんですね。復路はこのルートは避けて杭が立ち並んでいる左の正規のルート(たぶん)を進みます。
うーーん!歩きやすい!!
歩きやすいい!!!!
というか、往路で通った近道は誰かが無理やり「近道」としただけなんじゃないかと思えるくらい違うぞ。遠回りでもこっちのほう安全だし、体力の減り方が違うよ。
ちなみにこのルートは熊野岳山頂から少し離れた避難小屋の方へつながっています。
まあまっすぐ頂上を目指すなら近道の方が正解なのかもですが。
避難小屋へ戻ってきた
というと、遭難して周辺に何かないか調べて戻ってきたみたいになっちゃうけど。
地蔵様のところから約40分くらい歩いて熊野岳の避難小屋まできました。
急な登りはないけど、ゆったりと登っていてしかもこれまで歩いた疲れも出てきてペースはゆっくりです
中を覗いてみました。椅子とか石油ストーブとかがおいてあります。若干しけった空気と匂いがしました。まあ非常時は文句言えませんね。
そして内部の写真撮るの忘れたな。
避難小屋からは、稜線を進んでお釜の方に下ると楽なルートっぽいですが、なぜかまっすぐ蔵王山頂レストハウス方面にすすんでしまい・・・
足場が悪く勾配のキツイコースを進んでしまいました。しんどい。
蔵王山頂レストハウスが見えてきます。
中腹の右手にあるのがレストハウス、正面の山のてっぺんにあるのが最初に訪れた刈田岳神社です。
リフト乗り場に戻ってきた
避難小屋から約30分かけてリフト里場に到着。
約3時間歩きました。なかなかに疲れたわ。
リフトに乗って駐車場まで戻ります。
この時期は高山植物の「コマクサ」の花が咲いているそうですが、どれがコマクサだかわからん!
結局わからないまま戻りましたが、リフト乗り場にコマクサが咲いていて「これがコマクサですよ」と立て看板までしてあった。親切。
まとめ
というわけで蔵王刈田岳~地蔵岳をハイキングウォーキングしてきた話でした。
タイムは約3時間。起伏もありなかなか良い運動です。
以下感想です。
- 高地なので、寒さ対策が必要。私が歩いたのは7月末だったので寒くなかったが、秋や初夏は平地と同じ服装では無理。
- 刈田岳方面から御釜を見に行く程度ならば軽装でも大丈夫だが、今回の様に歩くなら軽装では危険
- レストハウスに寄らなかったが、かつ丼が有名らしいので今度食べたい
- おにぎりが食べたくなる
ちょっと興味がある方はぜひ挑戦してみてください。私が今回歩いたコースは一部ハードなところがありましたが、比較的安全で初心者向けなコースだと思います。
んだらば!